図解サイバー攻撃 [Cyber Attack dot Net]

図解サイバー攻撃。サイバー攻撃・サイバーテロや情報漏洩などのサイバーセキュリティインシデントについて詳しくイラストで解説。

図解サイバーセキュリティ用語

C2サーバ、C&Cとは 図解サイバーセキュリティ用語

投稿日:2017年3月28日 更新日:

C2サーバもしくはC&Cはコマンド&コントロールサーバの事です。C2サーバは攻撃者がユーザの端末に感染したマルウェアに対してコマンドを送信したり、マルウェア経由でユーザの端末のデータを受信したりする役割のあるサーバの事を言います。

C2サーバの基本

攻撃者は①まずメール等を利用してユーザの端末にマルウェアを送信します。②ユーザの端末にマルウェアをインストールすることがでたら、③そのマルウェアはC2サーバ(C&C)に感染した端末の情報を送付します。情報にはOSやパッチレベル、ユーザ情報(権限など)などを含み、さらなる攻撃のための情報収集を行います。④そして攻撃者はユーザ端末から重要な情報を収集するために端末に効果的と思われるコマンドを送付します。

C2サーバの説明

C2サーバの応用

C2サーバを設置しても、すぐにセキュリティ会社などに発見されてブラックリストに登録されてしまいます。ですので、最近は攻撃者はC2サーバを設置せずに、既存の正常なウェブサービスを利用してユーザ端末に感染したマルウェアにコマンドを送付します。

C2サーバの応用

例えば、攻撃者はTwitterやPastebinなどのウェブサービスにある文字列を記載します。その文字列はマルウェアに対してのコマンドを表しています。③マルウェアは端末に感染後、定期的に指定されたウェブサービスにアクセスして、ある特別な文字列がないかをチェックします。攻撃者はあるタイミングでそのウェブサービスに文字列を記載した記事やコメントを書き込みます。④マルウェアはその文字列を認識して、ユーザ端末内部でコマンドを実行します。

最近のC2サーバの事例

最近良くC2サーバが利用されるのはランサムウェアです。ランサムウェアは端末に感染したら指定された拡張子のファイルを暗号化しますが、その際に利用される暗号鍵はC2サーバからランサムウェアに送付されます。C2サーバではどの端末のランサムウェアにどの暗号鍵を送付したかを把握していますので、復号するための鍵を管理することができ、ビットコインが支払われたら復号するための鍵をユーザに渡す事ができるのです。

広告

広告

-図解サイバーセキュリティ用語

関連記事

SIEM(Security Information and Event Management)とは? 図解サイバーセキュリティ用語

SIEMとはSecurity Information and Event Managementの略で「シーム」と読み、様々なシステムで生成されるログを集約して一元管理し、それらのログを分析することで不 …

プロキシサーバとは? 図解サイバーセキュリティ用語

プロキシサーバとは、クライアントが内部ネットワークから外部のWebサーバ等にアクセスする際に、クライアントに代わって代理で通信を行う事によって通信の高速化を図ると同時にセキュリティの確保を行うサーバの …

レッドチーム(Red Team)とブルーチーム(Blue Team) 図解サイバーセキュリティ用語

最近、レッドチーム演習というサービスが流行っています。いくつかのセキュリティ専門ベンダーやコンサルタント会社が企業にたいしてレッドチーム演習を提供していることが、IT系のWebメディアで伝えられていま …

SQLインジェクション攻撃とは

SQLインジェクション(SQL Injection)とは、アプリケーション(特にWebアプリケーション)がユーザ等からの入力値を適切にエスケープしないままその入力値をSQLコマンドとして実行する事で、 …

ソーシャルエンジニアリングとは

ソーシャルエンジニアリングとは、個人の情報や企業情報などをコンピュータやネットワーク経由で入手するのではなく、物理的な手段もしくは心理的な手段によって入手する事を言います。ソーシャルエンジニアリングは …