図解サイバー攻撃 [Cyber Attack dot Net]

図解サイバー攻撃。サイバー攻撃・サイバーテロや情報漏洩などのサイバーセキュリティインシデントについて詳しくイラストで解説。

図解サイバーセキュリティ用語

POPとIMAPの違い。どちらを選べばいいの? 図解サイバーセキュリティ用語

投稿日:2017年3月27日 更新日:

メールの受信・閲覧方法にはPOPとIMAPという2種類があります。皆さんが自宅のパソコンでメールを見ている場合は大体がPOPという方法でメールを受信しています。一方でスマホなどのデバイスでメールを見る際はIMAPという方法でメールを閲覧している場合が多いです。ここでは、POPとIMAPの違いを説明して、どちらを選択すれば良いのかを解説します。

POP

POPはPost Office Protocolの略で、ユーザがメールをメールサーバから受信するためのプロトコルです。現在はPOP3という改良されたバージョンが利用されています。POPを利用する場合、ユーザはメールをメールサーバからダウンロードし、メールのデータはユーザのパソコンの中に保存されます。

POPとIMAPの違い

IMAP

IMAPはInternet Message Access Protocolの略で、ユーザはメールサーバにアクセスして、メールサーバ上に保存されているメールを閲覧する方法です。つまりPOPと違ってIMAPはメールのデータをユーザのパソコンにダウンロードしません。

POPとIMAPの違い

POPとIMAPのどちらを選ぶか?

ユーザが1つのパソコンでメールを見る場合はPOPでもIMAPでもあまり違いはありません。しいて言えば、IMAPの場合はメールをパソコンにダウンロードしませんので、都度メールサーバにアクセスしてメールを閲覧する必要があります。つまり、インターネットが接続されていないといけませんし、インターネットが遅い場合はメールを閲覧するのに時間がかかったりします。

ユーザが2つ以上のパソコンもしくはスマホでメールを閲覧する場合はPOPではなくIMAPの方が便利となります。なぜなら、POPで1つのパソコンからメールを利用している場合は、そのパソコンにメールがダウンロードされます。またそのパソコンからメールが送信されても、その送信メールのデータはPOPには保存されませんので、2台目のスマホからアクセスすると、それらのメールを閲覧することはできません。

POPとIMAPの違い

一方で、IMAPを利用した場合はメールのデータはメールサーバ上に残っていますので、2台目のスマホで閲覧してもパソコンで閲覧した内容と同じものを表示することができます。

POPとIMAPの違い

ですので、複数のパソコンやスマホでメールを利用する場合はIMAPを利用すると便利です。

広告

広告

-図解サイバーセキュリティ用語

関連記事

辞書攻撃(ディクショナリ攻撃) 図解サイバーセキュリティ用語

辞書攻撃(ディクショナリ攻撃)はユーザのパスワードや暗号キーを解読するために行う攻撃の1つです。コンセプトはブルートフォース攻撃と同じですが、辞書攻撃はブルートフォースより効率よく短時間で攻撃を行う事 …

SIEM(Security Information and Event Management)とは? 図解サイバーセキュリティ用語

SIEMとはSecurity Information and Event Managementの略で「シーム」と読み、様々なシステムで生成されるログを集約して一元管理し、それらのログを分析することで不 …

アドウェア(Adware)とは?

アドウェア(Adware)とは、ブラウザのツールバーに組み込まれたり、OSのスタートアップに登録されたりして勝手に広告のポップアップ画面などを表示するプログラムの事を言います。アドウェアの多くは広告を …

脅威・脆弱性・情報資産そしてリスク 図解サイバーセキュリティ用語

リスク分析を行う際によるあるのが、リスクと脅威・脆弱性をごっちゃ混ぜにして考えてしまい、それぞれの定義を勘違いしてしまうことです。ここでは、リスクとは何か?そしてリスクを構成する要因(脅威・脆弱性・情 …

ICMP Flood攻撃、Ping Flood攻撃 図解サイバーセキュリティ用語

ICMP Flood攻撃はDoS攻撃の中のFlood系の攻撃の一種です。Ping flood攻撃とも言われます。DoS攻撃の中でも簡単な仕組みの攻撃です。どのような攻撃かと言いますと、まずあらかじめ大 …