図解サイバー攻撃 [Cyber Attack dot Net]

図解サイバー攻撃。サイバー攻撃・サイバーテロや情報漏洩などのサイバーセキュリティインシデントについて詳しくイラストで解説。

図解サイバーセキュリティ用語

標的型攻撃とATP攻撃 図解サイバーセキュリティ用語

投稿日:2017年3月20日 更新日:

標的型攻撃とは、攻撃者がある特定のターゲットを決めて攻撃することを言います。つまり、攻撃者は明確な目的を持ってターゲットを絞り攻撃するのです。目的には様々あると思いますが、例えばある特定の会社の機密情報であったり、ある人物の個人情報であったり、あるシステム会社のIT管理者のIDとパスワードなどが考えられます。

以前はランダムに攻撃を行って天才ハッカーである事を自慢する愉快犯が多かったのですが、最近では金銭目的の攻撃が多くなり、金銭目的ゆえにお金になるターゲットを明確にして攻撃してくるのです。

標的型攻撃の中でもAPT攻撃というものがあります。APTとはAdvanced Persistent Threatの略で「高度で執拗な脅威」という意味があります。APT攻撃の特徴はターゲットを絞っている事は標的型攻撃と同じですが、APT攻撃の場合は目的を達成するために長期間かけてしつこくターゲットに攻撃を仕掛けます。例えば、ある会社に対してフィッシングメールを送信する場合でも、その会社の文化などを知ったうえでフィッシングメールを作成しますので、多くの社員がそのフィッシングメールに対して疑わないで開けてしまいます。最近多いのは差出人のメールアドレスのドメインがターゲットの会社と同じドメイン名でメールが送信されるので、社員の方はそれが偽物であると思いもしないでメールを開けてしまいます。

広告

広告

-図解サイバーセキュリティ用語

関連記事

短縮URLとセキュリティ問題

短縮URLとはオリジナルのURLにリダイレクトするように設定された文字数が短いURLの事を言います。例えば、https://www.cyber-attack.net/cyber-security-di …

UEBA(User and Entity Behavior Analytics)とは?

UEBAとはUser and Entity Behavior Analyticsの略で、ユーザやシステムの振る舞いを機械学習する事で、ユーザ/システムの異常な振る舞いや不正な活動を検知する分析技術の事 …

ハッシュ関数、MD5とSHAとは?

ハッシュ関数とは、あるデータをインプットとしてそのデータを要約する16進数の数列を生成する関数の事を言います。ハッシュ関数はデータ固有の値(ハッシュ値)を生成しますので、データが違うとそのハッシュ値も …

ICMP Flood攻撃、Ping Flood攻撃 図解サイバーセキュリティ用語

ICMP Flood攻撃はDoS攻撃の中のFlood系の攻撃の一種です。Ping flood攻撃とも言われます。DoS攻撃の中でも簡単な仕組みの攻撃です。どのような攻撃かと言いますと、まずあらかじめ大 …

レインボーテーブル(Rainbow Table)とは

レインボーテーブルとは、パスワードを解析するための総当たり攻撃を高速化するために、すべてのパスワード候補(文字列)に対するハッシュ値をあらかじめ計算して表にしたものです。このレインボーテーブルはパスワ …